口では男女平等を唱えている男性陣だが、ビシバシと働くキャリアウーマンな女性の仕事ぶりに、眉を寄せる男性はまだまだ多い。あるアンケートの結果によると、激務な女性を7割もの男性が敬遠している。

その理由として、激務な女性はプライドが高く、ヒステリックで愚痴っぽいイメージを抱いているのだ。確かに、近寄りがたいオーラまで醸し出していることもある。女性らしさがなくなっているという辛辣な意見まで飛び出している。草食男子は、やはり「男は外で働き女は家庭を守るべき」という結婚観を抱く傾向が強いようです。

ところが、「激務な女性が好きだ」と応えた残りの3割の少数派男性からは、激務女性は美しい!輝いている!かっこいい!といった称賛の声まであがっている。また、女性に養われたい!ヒモになりたい!という柔な意見もあがっているとか。専業主夫を理想とする男性にとって激務女性は、ありがたい存在なのかもしれない。

いずれにしても「仕事ばかりでつまらない女!」のレッテルを貼られないように、仕事はほどほどにしたいものだが、激務派女性にはそんなブレーキを、生まれつき持っていない人が多い。そもそも女性は男性に比べて、真面目だし辛抱強いし意志が堅い傾向にある。

本来の「女らしさ」という表現には、この激務に耐える忍耐強さも含まれているのかもしれない。なにも、ナヨナヨするばかりが「女らしさ」ではないのかもしれません。