「ローマは一日にしてならず」という格言がある。ローマ人がイタリヤ半島を統一して、ローマ帝国を構築するまで、実に500年の歳月を有している。何ごとにも、弛まぬ努力が必要であるという戒めの格言です。

ところで、キャリアウーマンという呼称にあこがれる女性陣も多いことだろう。キリッとスーツを着こなし、テキパキと仕事をこなしている姿は憧れの的だろう。ところが「キャリアウーマも一日にしてならず」である。

キャリアウーマンを目指すなら、たゆまぬ努力が必要だ。「今の仕事って、私に向いていないんじゃない?」とか「生き甲斐って何処にあるの?」とか、日々ウジウジしていないだろうか?確かに、自己分析することは必要だが、ひとりぼっちで内向的な思考に将来はない。

その打開策は「私、今度!コレをはじめる!」とか「将来!こんな仕事がしたい!」とかを、周りの人に宣言することだ。すると、「それなら、こうしたらよい!」とか「知り合いを紹介するよ!」とか、情報が自然と集まってくるようになる。

キャリアウーマンへの第一歩である。次に仕掛けるべきことは、仲間を探すことだ。そして、励まし合い成長をお互いで確認しあい、共に喜び合うことだ。ところが、現実は厳しい。テレビドラマのようにうまく行くことの方が少ない。

そこで、どんな苦難にも立ち向かう強い意志と、その気力を継続させれば「キャリアウーマン」という輝かしい称号が待っている。「ローマは一日にしてならず」である。