女性の仕事を選ぶ際、一昔前までは経済的理由から准看護師から看護師になる人が多かったと聞いています。今は看護師になるべく専門学校や大学へ行き国家試験に合格してそのまま看護師になる人がほとんどです。一日でも早く看護師になりたい!という方におすすめです。看護のニーズは高まり続けており、准看護師や看護師の求人はとても多いのが現状。准看護師は国家資格ではありませんが、国家資格を持つ看護師さんと同じ仕事をしています。病院やクリニックでは見分けがつきませんよね。

では准看護師とはどんな立場の人を言うのでしょう。看護学校で1890時間以上の教育を受け卒業し、都道府県知事試験の資格が与えられ知事試験に合格すると免許状をもらうことができます。

医療機関に入所し医師や看護師の指示に従い診療の補助や患者のお世話をするのが准看護師の仕事です。例えば入院患者の薬の管理や毎日の健康状態を観察しながら診療の補助や患者の家族へのケアなどをします。

患者の毎日の症状をチェックし記録すること、緊急時には適切に対応できるよう医学知識や技術を修得し、常に冷静沈着で機敏な行動が必要になります。さらに患者への精神的ケアも欠かせない仕事です。多くの仕事とテキパキこなすデキル女性の特徴ですね。

病気やケガで心身ともにケアが必要な患者だからこそ、気持ちに寄り添い励ますよう誠実な態度で接し、患者から信頼される人でなければなりません。

病院や診療所の他にも現在であれば老人福祉センターや老人保健施設、障害者福祉施設、地域の訪問看護ステーションなど幅広い範囲で需要が増えています。勤務は看護師と同様、夜勤や休日出勤も含め交代制の勤務です。今や男性も増え普通に男性が働いているのを見ることができます。

必要な知識は看護師同様、薬や医療技術、病気にたいする知識等広い範囲の医療知識が必要となります。

また准看護師の場合、経験を積んでも管理職へのキャリアアップはあまりありません。准看護師の免許取得後3年以上看護業務の経験を積み、2年制の看護学校に通うことで正看護師の国家試験受験資格を取得することが可能です。

人生の早い段階で女性の仕事としての准看護師を選び方向転換をする場合も、准看護師から正看護師への道は開かれていますので、しっかり勉強をして人の役に立てる人になってもらいたいものです。応援したいですね。